先日発売されたWolverine V3 シリーズから最新作の Wolverine V3 Tournament Editionが登場しました。
直近で発売されたWolverine V3 Proとの違いはどこにあるの?など気になる方も多いのではないでしょうか。
そんなWolverine V3 Proと比較をばっちりしていきながら、コントローラー初心者の方にもお勧めできるポイントを紹介していきたいと思います!
Wolverine V3 Tournament Editionの特長は
- Wolverine V3 Proより50g軽量化され手への負担が軽減されている
- Wolverine V3 Proとほぼ同一スペック!
- Wolverine V3 Proの半額以下で購入可能
Razer Wolverine V3 Tournament Edition
Wolverine V3 Tournament Editionはこんな方におすすめ!
Wolverine V3 Tournament Editionがおすすめな方はこんな方!
- 追加ボタンが多いカスタマイズ性に富んだゲーミングコントローラーを使いたい方
- プロレベルの機能性をコスパ重視で手に入れたい方
- 初めて追加のゲーミングコントローラーを買ってみたい方
- モンハンやAPEX等様々なジャンルでもコントローラーを使いこなしたい方
Wolverine V3 Tournament Editionはプロシーンでも使われるような最新のスペックを兼ね備えたコスパ最強ゲーミングコントローラーです!
コスパ最強と言われる所以を上位機種のWolverine V3 Proと比較していきたいと思います。
Wolverine V3 Tournament Editionのスペック
販売金額 | 17,380円(税込) |
---|---|
対応機種 | PC / Xbox Series X , S |
接続方式 | 有線(USB type-A) |
充電時間 | 有線接続のみのため無し |
ケーブル長さ | 約3m |
対応ソフト・アプリ | Razer Controller Setup For Xbox |
ライティング機能 | 非対応 |
ボタン数合計 | 22 |
スティック数合計 | 2本(押し込みボタン搭載) |
マルチファンクションボタン | 6 |
トリガーストップ機能 | 対応 |
音声出力 | 4極 3.5mm |
マイク入力 | 4極 3.5mm |
オンボードメモリ | 1 |
ボタン | A/B/Y/X/XBOXボタン/LB/LT/RB/RT/M1/M2/M3/M4/M5/M6/ビューボタン/メニューボタン/シェアボタン/ファンクションボタン/Lスティック/Rスティック/Dパッド |
ポーリングレート | 1000Hz対応 |
W/横 | 156.7mm |
H/縦 | 105.7mm |
D/奥行 | 65mm |
重さ | 252g |
こちらがWolverine V3 Tournament Editionのスペックになります。
Wolverine V3 Proのスペック
販売金額 | 17,380円(税込) |
---|---|
対応機種 | PC / Xbox Series X , S |
接続方式 | 有線(USB type-A) / 無線(USB Type-A , Bluetooth) |
充電時間 | 約3時間 |
ケーブル長さ | 約3.3m |
対応ソフト・アプリ | Razer Controller Setup For Xbox |
ライティング機能 | 対応 |
ボタン数合計 | 22 ※ |
スティック数合計 | 2本(押し込みボタン搭載) |
メインボタン種類 | |
マルチファンクションボタン | 6 |
トリガーストップ機能 | 対応 |
音声出力 | 4極 3.5mm |
マイク入力 | 4極 3.5mm |
オンボードメモリ | 1 |
ボタン | A/B/Y/X/XBOXボタン/LB/LT/RB/RT/M1/M2/M3/M4/M5/M6/ビューボタン/メニューボタン/シェアボタン/ファンクションボタン/Lスティック/Rスティック/Dパッド |
ポーリングレート | 1000Hz対応 |
W/横 | 156.7mm |
H/縦 | 105.7mm |
D/奥行 | 65mm |
重さ | 304g |
こちらがWolverine V3 Proスペックになります。
Wolverine V3 Proとの違い
Wolverine V3 Proとの違いで大きく変わる点は
- Tournament Editionは有線接続のみ。
- Tournament Editionは重量が50g少ない。
- スティックが取り換え式ではない
そしてお気づきでしょうか、そのほかの違いはほとんどないということを。
それなのにWolverine V3 Proと比べてお値段が半額以下なんです!!
最初に金額とスペックを見たときに驚きました。もちろん無線でないことや、スティックの付け替えが出来ないなどの制限はありますが無線ではない代わりに重量が軽量化されているのはユーザーにとってとてもプラスです。
しかも1000Hzの強みを生かしたいのであればProも有線接続が必要なので実質的にはデメリットにはならないレベルなのです。
大きさやシェイプは同一でボタン数などにも変化はありません。
実質35,000円のハイエンドクラスのコントローラーが17,000円で入手できるといったコスパ最強のコントローラーが、Wolverine V3 Tournament Editionなのです!!
Razer Wolverine V3 Tournament Edition
Wolverine V3 Tournament Editionの特長
スイッチ/ボタン
Wolverine V3 Proの特長としてRazer メカタクタイル アクションボタンを搭載している点は大きな特徴といえるでしょう。
クリック感が強く、「ボタンを押した」という認識がはっきりと感触と音で伝わってきます。
特定の操作を繰り返し行うシチュエーションや、緻密な操作を求められる場面での認識強化に繋がります。
また、アクチュエーションポイントも1.2mmほどと浅く、反応が素早いです。
Wolverine V3 Proはポチポチといった押し込みの跳ね返りがすっと戻るような感覚に対して、 Wolverine V3 Tournament Editionはスイッチを押下したタイミングが分かるようなカチカチッといった感覚がします。
Proの方がリニアチックな押し心地でしょうか。スイッチの性能自体に変化はありません。
八方向十字パッドで増える新たな可能性
八方向に入力ができる十字パッドが搭載されており、斜め方向に入力してもキースイッチのカチッという入力の感覚が手に伝わります。
これによって斜め入力がより体感的に伝わるようになり、繊細なコマンド操作が可能になりました。
特に、↓↘→や↓↙←といった「波動拳コマンド」が特に分かりやすく体験できるようになっています。これによって格闘ゲームにも高い適性を持つコントローラーになりました!
ホールエフェクト機能搭載
ホールエフェクトセンサーは従来のセンサーと違い物理的な接点が不要なため、摩耗による劣化等に強いという特徴を備えたスティックです。
更に、摩耗が原因で起こっていたスティックドリフト(一定方向に勝手に入力されてしまう)も防ぐことが出来ます。
上記しましたホールエフェクト機能を備えています。これにより、感度をカスタマイズしながらドリフトを防ぐ高精度なスティックとなっています!
また、Proと同じくスティックの淵に摩擦防止リングというものを備えています。これによりスティックを外周に沿わせて回す際にも摩擦防止リングのおかげでスムースな操作を実現しています。 スティックを回したときに分かる滑らかさはほかのコントローラーと一線を画しています!とても気持ち良い触り心地です。
トリガーロックの進化
トリガーロック機能自体はWolverine V2 Pro等にも実装されていましたが、Wolverine V3 Tournament Edition及びWolverine V3 Proのトリガーロックは過去のトリガーロックより格段に高評価をいただいています。
マウスクリックのようなレンジのトリガーロックになっており、クリックまでの無駄なストロークは省かれながらも、誤作動誤入力を防ぐ適切な硬さで、非常にRTLTボタンにアクセスしやすい仕上がりになっています。
先端だけでなく、根元側でもしっかりとクリックできるのも優秀です。この調整の効果として、人差し指一本でRB,RT,M2/LB,LT,M1ボタンを操作することも可能になりました。
そうすることで、後述する背面トリガーボタンをより有効に扱えるようになり、操作性が格段に向上します。
このWolverine V3 Tournament Editionトリガーボタンもぜひ一度試していただきたい仕上がりです!
大きく変更された背面トリガーボタン
Wolverine V2 Proから背面トリガーの位置は大きく変化しました。
V2 Proではコントローラー中央部分に配置されており、指がなかなか届かない位置にあった背面ボタンが、コントローラーのグリップに沿うような配置になりました。
これにより自然な持ち方でも背面トリガーボタンに指がかかるようになり、使いやすさが格段に向上しました。
前までは中々入れられなかった使用頻度の高いボタンも、Wolverine V3 Tournament Editionであれば容易に組み込めるため、ストレスなく操作性を向上させることが可能です。
これらの特長から分かるように、ユーザーの満足度を高めるようなギミックがたくさん詰まっています。
接続方法は限定されているものの、発揮できる効果としては非常に高いものを備えています!
Razer Wolverine V3 Tournament Edition
まとめ
ここまでWolverine V3 Tournament Editionの魅力や特長についてお話ししてきました。
Wolverine V3 Tournament Editionの魅力はずばり、ユーザーの快適さと競技シーンでも使える高い性能を盛り込みながら価格も抑えた最強コストパフォーマンスコントローラーという点です。
- Razerの技術を盛り込んだメカニックタクタイルボタン搭載で押し心地反応速度抜群
- マルチファンクションボタンの位置が最適化され、握りこみながらも自由自在に追加ボタンを使用可能
- ホールエフェクト搭載+1000Hzポーリングレート搭載で、プロシーンにも通用する性能
- 上位機種のWolverine V3 Proとほぼ同一性能で半額以下の脅威のコストパフォーマンス!
FPSや格闘ゲームなど競技性の高いゲームにも適応しながら50g軽くなりユーザーの手にも優しく、長時間めいっぱい遊ぶことが出来ますね!
きたる2025年2月28日のモンスターハンターワイルズも筆者はこのコントローラーで遊びたいと思います!
希望小売価格 17,380円(税込)