皆さん、PCゲームに箱コン使っていますか?私はRPGに、レースゲームに、PCゲームだけでもXBOX360コントローラーを10年以上愛用しています。今回はそんな私を充電とケーブルのストレスから解放したRazerのQuick Universal Charging Standの紹介です。
「毎回絡まったケーブルを強引に引っ張って使っています」という方にとって、この充電スタンドは手放せないガジェットになるでしょう。
ゲーミングデバイスは無線の時代
ゲーム環境にケーブルが巻き付いている時代は終わりを迎えようとしています。コンソール機の付属コントローラーが無線接続になったのはXBOX360発売の頃ですから、2023年で18年になります。
その間マウス、キーボードなど、無線ゲーミングデバイスの性能は著しく向上し、今では有線マウスを使うプロゲーマーはほとんどいなくなりました。この流れは、コンソール機のコントローラーにも例外なく及んでいます。
デスク上のマウスパッドにはマウス、キーボード、ヘッドセット、そしてコントローラーだけが鎮座するというのが現在のゲーム環境のトレンドです。
これからの充電は置くだけ
「毎回ケーブルをほどくのが面倒だから無線コントローラーを買った」という人もいるはず。しかし、結局ゲーム機から伸びた1mくらいのUSBケーブルで充電している人は多いのではないでしょうか。
実際に私もゲームが終わると、ケーブルの塊をまさぐっては「こっち向きじゃない」と思いながらUSBケーブルを差し直していました。そんなストレスはUniversal Quick Charging Standで一気に解消できます。
同品の運用はシンプルです。使うときはスタンドから取り出し、ゲームが終わったらスタンドに置くだけ。もうケーブルを差し直したり、探したりする必要はありません。
シンプルで高性能なXBOX用充電スタンド
Razerが発売したUniversal Quick Charging Standは簡単に言えばコントローラー1台用の充電スタンドです。
Universal Quick Charging Standの内容物
Universal Quick Charging Standに入っているのはスタンド本体、バッテリー、バッテリーカバー、そしてスタンド用のType-A to Cケーブル。本体のカラーバリエーションは5色+20周年記念モデルと、Forza Horizon 5のコラボモデル。家のインテリアなどと合わせて好きな色を選べます。
スマートなデザイン
充電スタンドは市場にあふれていますが、同品は最小クラスのコンパクトさでしょう。外形がXBOXのコントローラーに沿っており、所要体積はコントローラーを立てて置いているのとほとんど変わりません。平置きに比べて面積を取らない分、むしろ使ったほうが省スペースになりそうです。
Razerの充電スタンドと聞き、私は少し身構えました。Razerの製品は好きですが、蛍光色のグリーンと蛇の紋章がLEDでギラギラ光られたらリビングに置きづらすぎる。しかし実際の商品は無地のマット塗装で、カラーリングもXBOXのコントローラーに合わせて「おとなしい」デザインをしています。
光っているのは小さな充電インジケーター1点だけ。いい意味で肩透かしを食らった気分でした。
置くだけで急速充電
運用方法は先述した通り置くだけ。スタンドの端子とコントローラー下部の端子が磁石でドッキングします。充電中はインジケーターがオレンジに点灯し、完了すると白く光ります。
1,100mAhのバッテリーは空になった状態から、急速充電によって3時間で満充電されます。とんでもない遊び方をしない限りはプレイの間隔で十分に充電できるでしょう。
XBOX360からXBOX Series X/Sまで対応
正直なところ、Universal Quick Charging Standが充電器として安い商品かと聞かれればNOと答えざるを得ません。しかし、価格を補って余りある魅力は後方互換性。同品はXBOX Eliteコントローラー2以外のワイヤレスコントローラーすべてに対応しています。
PCゲームをコントローラーでプレイするなら旧世代のコントローラーで十分なことが大半です。できることなら無線コントローラーを使うとしても手元にあるものを使いたいですよね。しかも旧世代のコントローラーは安い。
古いコントローラーを大事に使いたい方も、最新のコントローラーをスタイリッシュに使いたい方も、パッと手に取ってそっと置くだけのUniversal Quick Charging Standを使ってみてはいかがでしょうか?